プロペシアはAGAの進行を止める治療薬として多くの方に愛用されています。しかし女性は錠剤自体に触れてはいけなかったり、EDになる副作用のリスクも抱えています。プロペシアは本当に自分が使って良い薬なのか、当サイトを見て決断してください。

男性にとって、髪の毛が薄くなる男性型脱毛症の症状は大きな悩みの種です。
中には20代という若さで症状が現れ、徐々に髪の毛が無くなっていく様子にやきもきしている人もいるでしょう。
そんな男性に注目を集めているのが、プロペシアという男性型脱毛症の治療薬です。
プロペシアはアメリカを本拠地としている大手製薬会社が販売している医薬品で、今や世界60ヶ国以上もの国々で広く利用されています。
プロペシアには髪の毛が生え変わるヘアサイクルに作用して脱毛を予防する働きがあり、長く使用すれば発毛や育毛にも効果があると期待されています。
プロペシアとはどんな仕組みで作用するのか、使用にあたって注意点などはあるかを知り、正しく役立てていきましょう。

プロペシアを服用すると90%以上の確率で発毛できる

医者とグラフ

プロペシアは世界中で利用されていることからも分かる通り、効果の高さには目を見張るものがあります。
プロペシアの場合、基本的に有効成分を0.2mg配合された錠剤を1日1錠服用することになるのですが、日本で行われた臨床試験では1年間もの期間にわたって服用を続けた被験者グループのうち実に90%以上の人で効果が実感できたと報告されています。
90%の内訳としては、症状の改善が見られた人が被験者全体の54%、特に髪の毛の状態が変わらなかった人が41%、髪の毛の減少が認められた人が5%となりました。
一方で0.2mgではなく1mgを同じ1年間服用し続けた被験者グループの場合、改善が見られた人が58%、変わらなかった人が40%で症状が進行した人が2%という結果になっています。
0.2mgも1mgも同じプロペシアであるため結果に大きな違いはありませんが、症状の改善が現れた人と変わらなかった人を合わせるとどちらも90%以上、0.9もの割合で効果を得たということになります。
プロペシアは薄毛の改善だけでなく、これ以上薄毛が進行してしまうのを止める効果も期待されているため、状態が変わらないという人も十分に効果を得られたと言えるでしょう。

この臨床試験では、実際にプロペシアを服用したグループとは別に、有効成分の入っていない偽薬を服用したグループも比較対象として調査されています。
こちらのグループでは、症状が改善したと感じた人は6%で変わらない人が72%、薄毛の進行を感じた人が22%にも上りました。
日本での試験の他にヨーロッパでも同じ条件で臨床試験が行われているのですが、プロペシアを服用したグループでは48%で改善が認められたのに対し、偽薬を服用していたグループではわずか7%という結果でした。
これらの内容を見ると、プロペシアは地域や人種などに関係なく男性型脱毛症に一定の効果を発揮することが分かります。
症状の改善を得られた人と変わらなかった人を合わせると0.9以上の確率で何らかの効果を得られるため、男性型脱毛症患者にとって非常に有効な治療薬であると言えるでしょう。
日本のプロペシア臨床試験では0.2mgと1mgどちらを服用した場合も0.9の割合で効果を感じられるというほとんど同じ結果となりましたが、ヨーロッパで行われた試験では0.2mgを服用した場合の効果は0.9よりも若干低くなっています。

つまり、服用する期間というよりも人種によって効果を得られる配合量が異なる可能性もあり、より日本人に合った配合量のものを使用することが重要です。
実際、日本では2005年に厚生労働省がプロペシアを認可していますが、海外で主流となっている1mgとは別に0.2mg配合タイプも販売されており、臨床試験の0.9という数字を考慮した上での結果となっています。
日本人が服用する場合は0.2mgでも十分効果を得られる可能性があるので、担当の医師と相談しながら配合量などを決めるようにしていきましょう。

プロペシアを服用してから育毛するまでの流れ

薄毛を気にする男性

プロペシアというのは商品名であり、実際にはフィナステリドという有効成分が効果をもたらしています。
基本的にはこの成分が1mg配合されており、私たちの体内に存在する特定の還元酵素という物質の働きを阻害することで薬効を現す治療薬です。
還元酵素は、男性の体内で分泌されるテストステロンというホルモンを材料としてジヒドロテストステロンという物質を新たに作り出します。
このジヒドロテストステロンこそが男性型脱毛症を引き起こす原因物質で、一定の濃度を超えると薄毛症状を発症してしまうようになります。
そもそも男性型脱毛症は、髪の毛のヘアサイクルに異常をきたすことが直接的な原因です。
通常のヘアサイクルは、成長期と退行期、休止期というそれぞれの期間を経て太く健康な髪の毛を育毛しています。
ところがジヒドロテストステロンは成長期を短くして休止期を長引かせ、髪の毛が抜けるのを促進させるというヘアサイクルを乱してしまう作用を持っています。
もっと具体的に言うと、ジヒドロテストステロンが男性ホルモンと結合する細胞と先に結合してしまうことで、増殖抑制因子の分泌を促進してしまいます。
これが毛母細胞の分裂が正常に行われず、本来であれば3年以上は継続される髪の毛の成長期が半年ほどで強制的に終わる原因です。
日本人の男性では実に約3割もの人に発症していると見られており、20代から30代という若者に特に多く現れるという特徴があります。
ヘアサイクルが乱れてしまえば、髪の毛がどんどん抜ける一方で新しい毛の育毛が進まず、特に生え際や頭頂部の髪の毛が弱く細くなることを止められません。
最終的にはこういった部分の髪の毛が全て無くなり、そのまま休止期が続いて生えてこなくなってしまいます。

このような症状の原因となっているのがジヒドロテストステロンで、プロペシアの主成分であるフィナステリドはその働きを阻害することで発毛を促す効果を期待されています。

またフィナステリドが含まれた、プロペシアのジェネリック、フィンペシアもあります。
フィンペシアは効果、副作用などは基本的にプロペシアと同じですが、ジェネリックのため値段が安いです。
そんなフィンペシアが売っている通販もあるので、ジェネリックのまとめ買いでよりお得にAGA治療をすることもできます。

プロペシアを正しく使うことで育毛効果が出る

プロペシアを正しく服用することで、ジヒドロテストステロンの作用が阻害されるため、ヘアサイクルが乱されることがありません。
成長期と退行期、そして休止期の期間を正常に維持することで育毛をスムーズに行い、髪の毛が抜けて落ちる一方という状態を避けることができます。
プロペシアによって本来の成長期に戻すことで髪の毛は長く成長を続けることができるため、より長く太く伸びていくことになります。
つまり、ヘアサイクルが徐々に正常に近づいていけば、これまで眠っていた毛根を活性化させて再び髪の毛を生やすことも可能です。
プロペシアが認可される前に行われた臨床試験でも、1年間服用を続けた場合に0.9という高確率で症状の改善もしくは現状維持が報告されています。
この中には薄くなっていた部分に髪の毛が生えてきたという理想的な結果も含まれているので、ヘアサイクルが整って育毛できるようになるまで継続的に使用していきましょう。

ヘアサイクルが異なるため発毛には個人差が出る

プロペシアに限らずどんな育毛剤や薄毛治療薬でも言えることですが、全ての人に等しく高い効果が得られるわけではありません。
効果が感じられる人もいれば全く効果が得られない人もおり、それぞれ自分に合っているかを慎重に見極めることが重要となります。
なぜ同じプロペシアを使っても効果を得られる人と得られない人が出てくるのかというと、原因は個人ごとのヘアサイクルにあります。
一般的にヘアサイクルは2年から6年の成長期、約2週間の退行期、そして3ヶ月から4ヶ月の休止期という流れになっています。
髪の毛1本の寿命で考えると、実に8割から9割近くもの期間にわたって成長を続けており、正常なヘアサイクルを維持していれば豊かな髪の毛を保つことが可能です。
休止期に入ってもすぐに抜け落ちてしまうわけではなく、シャンプーやブラッシングなどで刺激を与えない限りは、新しい髪の毛が生えてくるまで頭皮に留まっています。
全ての人がこのサイクルに当てはまるわけではなく、例えば成長期だけを見ても2年から6年と4年もの差があることに気づくでしょう。
つまり、個人ごとのヘアサイクルの周期が大きく異なるため、同じ治療薬を使用しても発毛効果には個人差が現れることになります。
このようにヘアサイクルに違いが出るのは、もともとの体質の影響もあるのですが日々の生活習慣も全く無関係ではありません。
睡眠不足や偏食、喫煙や過度のストレスといった心身に悪影響を及ぼす原因があると、血行が悪くなってしまいます。
血液は髪の毛の成長に欠かせない酸素や栄養素を毛母細胞まで運ぶ役割を担っているため、血行が悪化すると順調な成長が期待できません。

男性型脱毛症の直接の原因はジヒドロテストステロンの生産によるものですが、血行の良さも無視できない要素になっています。

薄毛の進行を食い止める方法

薄毛の進行をどうにかしたい場合は、まずヘアサイクルを正常に整えることが重要だと言えます。
成長期が短ければ十分に毛根が成長できないまま伸びてしまい、すぐに退行期や休止期に入ってしまいます。
毛根が小さいということは髪の毛を頭皮にキープしておく力も弱いということなので、抜け毛がどんどん進んでしまうでしょう。
このようにサイクルが乱れた状態では、いくらプロペシアなどの治療薬を使用しても十分に効果を得られない可能性が高いです。
せっかく安くはない治療薬を使うのであれば、まずベースとなる頭皮の環境を良くしておきましょう。
頭皮のかゆみが見られる方は頭皮環境が悪化している可能性があるので一度見直してみましょう。
ヘアサイクルが乱れる原因は、上述したように生活習慣の乱れによって生じた栄養不足や血行悪化による部分も大きいです。
これを改善するには、しっかり睡眠や栄養バランスの良い食事を摂り、ストレス発散や血行改善のために適度な運動をしてみましょう。
プロペシアはジヒドロテストステロンの作用を阻害するのが主な効果なので、それをカバーしつつ他にも血行改善や栄養補給効果を与えてくれる育毛剤などを使ってみるのも効果的です。

男性型脱毛症になる特徴

男性型脱毛症の場合、遺伝によって発症するケースが多いことが分かっています。
もちろん全ての患者が遺伝という訳ではありませんが、親が薄毛の場合は子供にもその影響が出る可能性が高いので、男性型脱毛症になりやすい特徴だと言えます。
遺伝ならどうしようもないと諦めてしまう人も多いですが、早くから遺伝が原因の一つだと分かっていれば治療も早く始められ、薄毛の進行を遅らせることも可能です。
目を背けるのではなく、適切な対応をしていくようにしましょう。
遺伝の中でも特に母親が薄毛になっている人の場合、そうでない人に比べて男性型脱毛症を発症する確率が高くなります
薄毛症状は男性ホルモンと特定の受容体が結合することでジヒドロテストステロンが生まれることが原因なのですが、この特定の受容体の遺伝子は母親由来のX染色体に存在している場合にのみ大きく影響します。
つまり母親が薄毛だとその受容体が遺伝子に存在しており、尚且つX染色体を通して子にも受け継がれる可能性が非常に高いので安心できません。
全ての男性型脱毛症患者のうち、実に8割で遺伝が影響していると報告されています。 しかし残りの2割からも分かるように、他にも発症の原因は考えられます。
祖父祖母や両親とも早くから薄毛になっていないのに、なぜか自分だけ20代の頃から薄毛になってしまったという人もいるでしょう。
そのような人の場合は、やはり生活習慣が乱れがちという特徴があります。
髪の毛を作るためにはタンパク質やビタミンなど様々な栄養素が必要になるのですが、毎日外食ばかり食べていたり、偏った栄養バランスの食事が多ければ当然栄養不足に陥ってしまいます。
せっかくヘアサイクルが正常でも、栄養が足りなければ強い髪の毛は作られず、毛母細胞も次第に弱っていって休止期が長引くでしょう。

タバコ睡眠不足によっても薄毛になる

タバコは血管を収縮させる作用があるため、毎日大量に吸っていれば血行が悪化して髪の毛にますます栄養が行かなくなってしまいますし、お酒を大量に飲むと体内でアルコールを分解する際に分泌される物質が薄毛を引き起こすジヒドロテストステロンを活性化させてしまいます。

このように、毎日睡眠不足で食事も不規則、タバコもお酒も大好きでストレスも溜まりがちという特徴のある人も男性型脱毛症を発症する可能性が高いので注意が必要です。
親族に薄毛の人がいないから大丈夫だと安心していても、このような特徴を持っていると薄毛になってしまう可能性は大いにあります。
プロペシアは薄毛の直接的な原因物質の働きを抑えてくれる効果的な治療薬ですが、プロペシアさえ使っていれば万事解決というわけではありません。
せっかく高い効果を持っているプロペシアでも、ヘアサイクルや生活習慣を乱したまま使用しても意味がなく、時間とお金を無駄にしてしまいます。
これらの特徴を理解し、正しく効果を発揮できるように対策を行っておきましょう。

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